「心の中のバベル」～故　新井さんに捧ぐ

昨日、信じがたい出来事を聞いた。

ブログでも知ってる方が多いと思いますが、ＲＡＩＡさん、新井さんが昨日亡くなられたとの訃報・・・。

私がブログを始めたキーマンのような方で、ダークサイドカップのレイクフォレスト、足柄、王禅寺で何度かお会いしました。

とても気さくな方で、そしてリーダーシップにたける方だったと記憶しています。

このブログを公表するのも不謹慎なのかもしれません。

しかし、私が今出来ること、お伝えしたいことを記事にしてみます。

以前からいつか記事にしたいと温めていたものです。

それがこんな形でお伝えすることになるとは・・・正直残念です。

あれは2011年、いまから3年前の出来事です。

東日本大震災があった年で、いろんな所でいろんな意味で影響があった年でした。

そんなある時一本の電話がなりました。

ろんぐさんからです。

RAIAさんが建築材料の入手が出来なくて困っているんです・・・。

どうか協力することは出来ないだろうか？

・・・との内容でした。









幸いにもここ東海地方では、物資などが極端に減ったり無くなったりと影響が少なかったと記憶しています。

RAIAさんは屋根やさんの親方をされていまして、瓦を縛る為の銅線が入手出来なくて困っていました。

私も建築関係の仕事してましたので、知り合いの業者を紹介し、何とか材料を確保することが出来たそうです。

直接話をしてて「本当にありがとう、ありがとう」と何度もお礼を言われました。

私はただ仲介をしただけでしたが、本当に喜んでもらえて自分も「良かったな・・・」と思いました。

遠く離れてはいますが困った時、手助けが出来た事に、ただ単に「釣り仲間」だけではない

こうしたお付き合い出来た事に自分も十分満足しました。




そして数日経ったある日。

何か封筒が届きました。

なんだろう・・・と開封してみると、「バベルハイブリット」が大量に入ってました。

ああ！そうかRAIAさんは4代目バベ王でしたね！！

その封筒の中にも感謝の言葉がつらつら書き綴られておりました。

何と熱い方なんだと思いました。

情熱が人一倍いやそれ以上に溢れ出ている方なんだと思いましたよ。




「アツい男闘」とよく言っておられましたね。

まさにRAIAさん自身を象徴する言葉だと思います。

私はこの交流を経験し、人の繋がりとはなんぞや考えた時でもありました。

ちょうど東日本大震災の直後でもあったからです。



あのバベルは何か使うのが勿体なくて未だに開封せずに持っています。

自分の中では「あのバベル」が商品以上の価値があるものと感じられました。

多くの仲間が全国でRAIAさんの死を悼んでいます。

こんなにも早く逝ってしまったことが未だに信じられません。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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